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退職の源泉徴収票の再発行は出来る?紛失した場合の対処法

会社を退職すると源泉徴収票をもらう事に
なりますが、やはり中には無くしてしまい、
できれば再発行してもらえないかと
悩む方もいます。

ただ、大切な書類を無くしてしまったという
負い目や、元いた会社に余計な
手間をかけさせることになるので、
躊躇する方も多いのが実情かもしれません。

FPである筆者は、そもそも退職時にもらう
源泉徴収票を再発行してもらえるのか
どうかを知らない方とも会いましたね。

そこで今回は、退職時にもらう
源泉徴収票の再発行について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の源泉徴収票!再発行は出来るの?

そもそもですが、退職時にもらう
源泉徴収票というのは、基本的に
再発行してもらえる書類になります。

元いた会社の総務や経理などに連絡を取り、
再発行してほしい旨を伝えれば、
所定の手続きを経て
再発行してもらえるのが基本です。

あくまで基本ですけどね。

ただ、中にはブラック企業だったり、
退職時に会社と喧嘩別れしてしまったり
するような場合は、応じてくれない
可能性も出てきます。

あとはすでに倒産してしまった場合には
別の対処法が必要です。

源泉徴収票の再発行!言いづらい場合の対処法3選

源泉徴収票というのは、そもそも
小さい紙キレですから、どうしても
中には無くしてしまう人もいます。

しかし、小さくても大切な書類ですから、
それを無くしたとは中々言いにくい人も
いるものです。

それでも自分で請求するのが基本ですが、
別の方法も覚えておいたほうが
いいでしょうね。

そこで次の章から、
直接言いにくい時の対処法を
お伝えします。

1.税理士

まずは「税理士」です。

これはつまり税理士に依頼して、
源泉徴収票の再発行を代行してもらう事に
なります。

引き受けてくれるかどうかは
税理士次第ですし、引き受けてもらえても
料金が必要になるでしょうが、それでも
自分で連絡できないなら検討しましょう。

ちなみに税理士さんとは、今後の相続や
確定申告でもお世話になる可能性も
ありますから、このタイミングで
良い人を探しておくのもいいでしょう。

良い人に巡り合えるといいですね。

2.転職先で手続きしてもらう

次に「転職先で手続きしてもらう」です。

これはつまり、転職先の会社に
元の職場へ代理として源泉徴収票の再発行を
お願いしてもらう方法になります。

「そんな連絡一つできないの?」と
見なされる危険性もありますが、
理由によってはアリかもしれません。

ただし、この場合は「本人からの
依頼でないと受け付けられません」
と言われる事もあります。

自分では連絡しにくいような
理由があるなら、尚更かもしれません。

3.メールで依頼する

そして「メールで依頼する」です。

直接、電話したり訪問したりは難しくても
メールならできるのではないでしょうか。

電話が厳しい相手にメールして
マトモな応対をしてもらえるかは
微妙ですが、やってみる価値はあります。

ひとまず、ダメ元でメールしてみましょう。

ちなみに、他にも「税務署に相談する」
という手段もあります。

さすがに税務署に相談し、
税務署から連絡が入れば、元いた会社も
対応せざるをえないでしょうね。

合わせてこの方法は、例えば元いた会社が
倒産してしまったような場合にも使えるので
覚えておきたい手段です。

源泉徴収票の再発行にマイナンバーは必要?

ひとまず従業員の立場なら、源泉徴収票の
再発行にマイナンバーは必要ありません。

また会社が作る源泉徴収票についても、
退職者にわたす方にはマイナンバーは
記載されません。

マイナンバーは重要な個人情報では
あるものの、一般の方には
不要な情報ですからね。

ただ、会社が税務署への提出用に作る
源泉徴収票にはマイナンバーが
記載されます。

またこのため、ある意味で税務署にも
退職者の源泉徴収票がある訳ですから、
事情によっては税務署が
善処してくれるでしょう。

源泉徴収票の再発行はいつまで可能なの?

実は源泉徴収票の再発行には、
明確なルールが存在しません。

発行の規程はありますが、再発行の規程が
ないので、会社によっては発行後すぐに
データを消去してしまうケースもあります。

ただ、一般的には長期間、再発行には
応じてもらえると考えて大丈夫です。

この点は、本当に会社次第になりますが、
何とか社員に優しい会社であることを
祈りましょう。

なお、貰える時期が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の源泉徴収票はいつもらえる?もらえない&届かない場合の対処法

まずは少しだけ待ちましょう。

源泉徴収票を紛失!確定申告に間に合わない場合は?

源泉徴収票を紛失してしまい、どうしても
再発行が間に合わない場合は、その旨を
税務署に相談すると良いでしょう。

税務署には、紛失してしまった源泉徴収票と
似たものが送られていますから、
場合によっては相応の応対を
してもらえるかもしれません。

なお、源泉徴収票の再発行は、会社に
データさえ残っていれば即日発行も
可能です。

ただ、外注していたり
会社の都合によっては、
多少時間がかかることもあります。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の源泉徴収票の再発行について
会社次第だが一応できるとお伝えしました。

こういう意味で、一度は勤めた先というのは
意外と関係性が残るのかもしれません。

このため、なるべくなら円満退社を目指し
自身の人生を守っていきましょう。

なお、確定申告が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の源泉徴収票!確定申告には2枚必要って本当?

少し特殊なケースですね。

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