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退職の書類はいつもらえるの?手続きの方法について解説

会社を退職する時には様々な手続きをしたり
手続きするための書類をもらったりしますが
中には「いつもらえるの?」と
不安になる方もいるようです。

そもそも書類の中には退職してから
作成されるものもあり、一方で手続き期限が
あるものもあるため、
ちょっと怖いかもしれませんね。

実際にFPである筆者は、退職して書類が
いつ頃届くのかと不安になっている方とも
会ったことがありました。

そこで今回は、退職の書類が
いつ頃もらえるのかについて
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の書類はいつもらえるの?

そもそもですが、退職時に貰える書類は
大きく「自動的に貰えるもの」と
「希望した時だけもらえるもの」
があります。

そしてその書類が必要かどうかは
「次の転職先の有無」で変わってくる
訳です。

このため、まずは自分に必要な書類は
何かを理解しておきましょう。

そして、大事な書類の中でも「離職票」は、
退職してから作成&郵送されるものなので、
もらえるまでに時間がかかります。

その他の大切な書類も含め、退職日の
翌日から10日以内に届くはずなので、
10日を過ぎても届かない場合は
会社に連絡してみましょう。

退職の書類!手続きに必要な6つの手順

退職時は様々な書類のやり取りをしますが、
するのは書類のやり取りだけでは
ありません。

そして、一種の社会常識的な
「退職の手順」というものも
世の中には存在します。

最終的には会社次第ですが、落ち着いて
しっかり退職するためにも、まずは
基本的な退職の手順を知っておきましょう。

次の章から、そんな
退職の手順をお伝えします。

1.退職の意思表示をする

まずは「退職の意思表示をする」です。

これはドラマなどのように辞表を
用意することもありますし、まずは
上司などへ相談のような形で伝えることも
あります。

方法は会社次第、そしてあなた次第と
なりますが、ともかく退職の意思表示を
することが第一歩です。

ちなみに退職者によっては、
スンナリ辞めさせてもらえず
残るよう説得されることもあります。

それに応じるかどうかはあなた次第ですが、
辞めたいのなら意思を貫き通しましょう。

2.退職日を決定する

次に「退職日を決定する」です。

退職日は本来、従業員が決めることですが
会社にも都合がありますからね。

その双方の都合を面談などですり合わせて、
最終的な退職日を決定する訳です。

最近では転職先を決めてから
退職することも多いので、
転職先の都合も考えましょう。

ちなみにこの時には、合わせて
有給消化や退職金、引き継ぎなどについても
話し合うことが一般的です。

退職するまでは従業員ですから、
円満退職を目指して協力していきましょう。

3.業務の引き継ぎを行う

そして「業務の引き継ぎを行う」です。

実際にどのように引き継ぐかは会社や
業務によりますが、ともかく会社組織として
後任にあなたの仕事を引き継ぎます。

会社のことを思うのなら、
精一杯引き継ぎに協力して、後任のために
色々と工夫をすると良いかもしれません。

なお、引き継ぎは特に明確な質や量が
問われる訳ではありません。

仮に後任が会社の望む力量に
育っていなくても、それが理由で退職を
止められる理由にはならないので
安心しましょう。

4.取引先への挨拶をする

さらに「取引先への挨拶をする」です。

これは最近ではメールなどで済ませる事も
増えましたが、大切な取引先ならやはり
挨拶に出向くことになります。

これまでの担当があなただったなら
後任を連れて行き、今後もスムーズに
会社間でお付き合いできるよう
整えましょう。

ただその一方、場合によっては退職後も
一定のお付き合いを本人が
望むこともあります。

競業禁止などのルールもありますが、
場合によってはお付き合いを
続けてもらえるよう意識しましょう。

5.備品返却をする

そして「備品返却をする」です。

これはざっくり、
会社から借りていたものを
返すことになります。

最低限、必要になるのは
以下のようなものです。

  • 身分証
  • 健康保険証
  • 定期券
  • 制服

その他、会社で作ったデータや資料なども
退職時には置いていきます。

あとは本人が交換して得た「名刺」も
置いていくよう言われる事も多いです。

すべて置いていきましょう。

6.書類受取をする

最後に「書類受取をする」です。

一概には言えませんが、おおよそ
受け取る書類は以下のものになります。

  • 源泉徴収票
  • 雇用保険被保険者証
  • 離職票
  • 年金手帳
  • 資格喪失証明書

一つ一つは何かよく分からなくても、
ひとまず「全て大切な書類」ですから、
大切に保管しましょう。

あとは、会社によっては
「送別会」が開かれることもあり、
それをこなせば晴れて退職です。

退職の書類に必要な送付状って?

必ず必要という訳ではないものの、
退職後に送られてくる書類には
「送付状」が入っていることがあります。

送付状とは、かんたんにいえば
「簡単な挨拶と送った書類の一覧表」
のことです。

中身と一覧表が違っていたら、
会社に連絡しましょう。

また絶対ではありませんが、
送ってもらったら最後に簡単な返信をしたり
届いた旨を連絡したりするのも
アリといえます。

なお、送付状をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の書類!送付状(添え状)の書き方をまとめてみた

あくまでマナーとして添えましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職の書類がいつ頃届くのかを
約10日後とお伝えしました。

早く欲しいと焦ってしまうでしょうが
会社にも色々と都合があります。

再就職活動でもしながら時間を潰し
ゆっくり到着を待ちましょう。

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手続き



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