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退職金の手続きに必要な書類!請求書やマイナンバーなどを一覧で

会社を退職する時には、退職金の
支払いがあるケースもありますが、
中にはその手続きに必要な書類が何なのか
気になる方もいるようです。

退職金制度は有無も含めて会社次第ですが、
基本的には人生の中で相続に次いで
大金が動きますから、心配になるのも
ありえるかもしれませんね。

実際にFPである筆者は、過去に
退職金の手続きに必要な書類について
聞かれた事もありました。

そこで今回は、
退職金の手続きに必要な書類について、
その基本をお伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職金の手続きに必要な書類3選

冒頭でも触れた通り、退職金は
制度の有無からして会社次第です。

一応、総合的な窓口である
「中小企業退職金共済」といったものも
ありますが、これを使うルールもないため、
本当に会社次第といえます。

ただ、おおむね手続きに必要な
書類というのは似通っているのが実情です。

そこで次の章から、一般的に必要とされる
書類についてお伝えします。

1.マイナンバーなど身分を証明できるもの

まずは「マイナンバーなど
身分を証明できるもの」です。

つまりは「本人確認書類」になります。

マイナンバーの他に、免許証や
パスポートなどがよく使われるでしょうか。

退職日で健康保険証は
使えなくなりますから、請求日によっては
別の書類を使うようにしましょう。

2.退職金請求書

次に「退職金請求書」です。

これは先ほど登場した
「中小企業退職金共済」の場合には
特に必要になります。

用紙自体は、会社に添えつけられているか、
あるいは自分でダウンロードすれば
入手可能です。

特に難しい書類でもないので、
記載されている内容に沿って書き込めば
大丈夫でしょう。

強いて言えば、この請求書は
自分だけが書けば完成する訳ではなく、
金融機関の口座確認印を
必要とする事もあります。

その場合は銀行へ行く必要もあるので、
準備は余裕をもって行いましょう。

3.マイナンバー住民票

最後は「マイナンバー住民票」です。

正確にいえば
「マイナンバーの記載のある住民票」
になります。

ちなみに、この書類は本人確認や
住所確認の意味合いもありますので、
よく必要になる書類です。

またマイナンバーを無くした方は、
役所で再発行を申請することもできますから
ついでに住民票も発行してもらうと
良いかもしれません。

マイナンバー住民票はコンビニで発行できるって本当?

マイナンバーの記載のある住民票は、
嬉しい事に最近ではコンビニで
発行してもらう事も可能となっています。

コンビニ各社で操作方法は違いますが、
やり方が分からない場合は
店員さんに聞けば大丈夫でしょう。

ただし、場合によっては発行に
「マイナンバーカード」が
必要になることもありますから、
忘れず準備しておきましょう。

退職金の書類で印鑑証明書を利用する場合の注意点は?

退職金請求において、マイナンバー入りの
住民票が提出できない場合は、代わりに
印鑑証明書が必要になることがあります。

具体的には、300万円以上の退職金給付を
受ける場合で、他に個人番号カードの
両面コピーや身元確認書類なども必要です。

また、印鑑証明書を添付する場合は、
請求書に実印の押印が必要になる点には
注意が必要といえます。

退職金の手続きの支払いまでの流れは?

退職金の手続きの支払いまでの
流れを簡単にいえば、
以下のような感じになります。

  • 請求書をもらう
  • 請求書を記入する
  • 口座確認印を受ける
  • 必要書類を添付して郵送する
  • 退職金を受け取る

ただし、実際の流れは
会社によって異なりますから、
「自分の会社はどうなのか」を
事前に調べておくことが大切です。

なお、流れをもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の手続きの流れ!支払いまでの経過をわかりやすく解説

確かに流れは気になりますね。

退職金の源泉徴収は義務なの?

退職金の源泉徴収は義務です。

ただ、源泉徴収は従業員サイドが
何かをしなければならない訳でもないので、
特に不安になる必要はありません。

ただ、「退職金の受給に関する申告書」を
提出しないと退職金扱いにならず、
多く源泉徴収されてしまう点に
注意しましょう。

退職金の手続きはいつまでが期限なの?

退職金は、退職後5年を経過すると
時効となってしまいます。

あまりない事ですが、
退職金を貰い忘れていたような場合には、
5年を経過していないなら
貰える可能性がある訳です。

ただし、退職金は誰もが確実に
貰えるものでもなく、貰うにも一定の
条件を満たす必要があるので、
事前に確認のうえで請求しましょう。

なお、手続き期限が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の手続きの期限はいつ?最大で5年って本当?

早めに手続きして下さいね。

退職金の振込はいつ?手続きからどれくらいかかるの?

大抵の退職金振込というのは、請求したら
「遅滞なく」もらえるものです。

実際にいつごろ振り込まれるかは
ケースバイケースですが、少なくとも
数ヶ月もかかるような事はありません。

例えば退職と同時に不動産を購入する等なら
その正確な時期が気になるでしょうが、
少しは余裕をもって考えておいたほうが
無難です。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では
退職金の手続きに必要な書類を

  • 身分証明書
  • 退職金請求書
  • マイナンバー住民票

とお伝えしました。

ただし、制度は会社次第な側面があるので
事前に会社に確認しておくことが重要です。

そうしてしっかり退職金を手にして
以後の人生に役立たせていきましょう。

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