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退職の源泉徴収票はいつもらえる?もらえない&届かない場合の対処法

退職すると、会社から源泉徴収票を
もらうことが普通なのですが、稀にもらえず
いつもらえるのかと
不安になっている方がいます。

特に源泉徴収票は、次の転職先に提出する
大切な書類になりますから、
それが出せないと早速職場に
居ずらくなってしまいかねません。

従業員としては、困り果ててしまいますね。

実際にFPである筆者は、過去に退職者から
源泉徴収票がなく、いつもらえるのかと
焦っている方とも会いました。

そこで今回は、
退職時の源泉徴収票がいつもらえるのかを
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の源泉徴収票はいつもらえるの?

そもそも退職時の源泉徴収票は、
最後の給与や賞与の支給額が決まった時から
作成できる書類になります。

このため、退職日にもらえることも
多いです。

ただ、会社の忙しさによっては
退職日に間に合わないこともあり、
そんな時は退職後一ヶ月程度以内に
送られてきます。

ちなみに源泉徴収票は、
会社に発行する義務があるため、
もらえないという事態は原則ありえません。

ただ、会社にも事情や都合がありますから、
少々の遅延はやむをえないといえます。

心配しなくても最終的には
ちゃんともらえるハズですから、
少しだけ待ちましょう。

退職の源泉徴収票!届かない場合の対処法3選

先ほどの通り、源泉徴収票は会社に
発行の義務がありますから、原則的に
もらえない事態はありえません。

ただ、会社は人間が運営するものですし、
人間はミスをする生き物ともいえます。

このため、待てど暮らせど源泉徴収票が
届かない事態も可能性ゼロでは
ありません。

こういった時には、もちろん会社が
悪いといえるのですが、一方の従業員も
黙っていれば良いという訳でもありません。

届かないなら届かないなりのアクションを
起こさないと、源泉徴収票がない不都合は
自分が負うことになりますから、
しっかり対応しましょう。

次の章から、そんな時の
対処法をお伝えします。

1.給与所得かどうかを確認する

まずは「給与所得かどうかを確認する」
です。

これは一般的には中々ないのですが、
中には雇用契約にともなう給与所得ではなく
業務委託などによる報酬を貰っている
可能性があります。

そうなら、会社は源泉徴収票を発行する
義務はありませんから、もらえないのも
普通です。

特に最近では、ブラック企業が社員の給料を
安くしたいがために業務委託として
雇用するケースをちらほら聞きます。

というか、ブラック企業なら安易に法を
破る可能性もありますから、そういう意味で
発行しないのかもしれません。

ひとまず、この可能性を考えましょう。

2.前職に問い合わせをする

次に「前職に問い合わせをする」です。

先ほども少し触れましたが、
会社は人間が運営しているものですし、
源泉徴収票も人間が作って
人間が発送します。

このため、多忙にかまけて
ど忘れしている可能性もありますし、
作りっぱなしの可能性もあるでしょう。

このため、前の職場に源泉徴収票が
届いていない旨の連絡をしてみることが
大切です。

源泉徴収票は会社に作成、送付の義務が
ありますから、基本的に無視することは
ありえません。

意外と、こんな
ちょっとしたコミュニケーションで
解決するかもしれませんよ。

3.税務署から問い合わせてもらう

最後は「税務署から問い合わせてもらう」
です。

これは直接的に税務署に相談して
問い合わせてもらう方法もありますし、
「税務署に相談します」と
伝えるだけでも効果があります。

何度もお伝えしましたが、
基本的に会社には源泉徴収票の
作成・発行の義務がありますからね。

このルールに違反している訳ですから、
従業員が税務署に相談すると、税務署から
会社に行政指導が入ることになり、
けっこうなダメージになります。

中には源泉徴収票の作成義務を
知らない会社もありますが、ともかく
会社が非協力的なら、奥の手として
実行しましょう。

退職の源泉徴収票の書き方は?

源泉徴収票は会社が作成するものであり、
従業員が書き方を覚えて書くことは
ありません。

ただ、源泉徴収票には大きく
以下の3種類があります。

  • 給与所得の源泉徴収票
  • 退職所得の源泉徴収票
  • 公的年金等の源泉徴収票

そして必ず支払者が2通作成して、
1通は税務署へ、もう1通は支払いを
受けた人に送られます。

なお、源泉徴収票は次の会社に
提出する時だけでなく、転職先が
見つからずに自分で確定申告する時にも
必要です。

なお、見方をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の源泉徴収票!書き方&見方をわかりやすく解説

見方くらい知っておきましょう。

退職の源泉徴収票で再発行は出来るの?

退職時にもらった源泉徴収票は、
一度はもらった先に問い合わせることで
再発行してもらえるのが基本です。

ただし、例えば元の会社が
倒産しているような事もありますが、
そんな時には事実上、再発行は
厳しいといえます。

やはり、無くさないことが大切です。

なお、そんな時には年末調整はムリですから
その年は確定申告が必要になります。

また確定申告でも源泉徴収票が必要ですが、
税務署に相談すれば何とかしてくれる事も
ありますから、まずは一度
相談してみましょう。

なお、再発行が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の源泉徴収票の再発行は出来る?紛失した場合の対処法

できれば取っておきたいですけどね。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の源泉徴収票がいつもらえるかを
退職後1ヶ月程度以内とお伝えしました。

基本的にはもらえる源泉徴収票ですから
届かなくても焦る必要はありません。

届かないなら届かないなりの対応をして
問題を解決していきましょう。

なお、住民税が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の住民税!一括徴収と普通徴収との違いは?

ぜひ色々知っておきましょう。

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