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退職の国民健康保険の切り替え!忘れた場合や期間をまとめてみた

会社を退職すると、これまで使っていた
健康保険を失いますから国民健康保険に
切り替える必要がありますが、
それを忘れる人も中にはいます。

あるいは、分かってはいるものの、
手続きや役所が苦手で、
ほったらかしにする人もいますね。

お気持ちは分からなくもないですが、
それは少し危険かもしれません。

実際にFPである筆者は、
国民健康保険への切り替え手続きを
忘れていた退職者に会ったことも
ありました。

そこで今回は、退職時の
国民健康保険の切り替えを忘れた場合を
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の国民健康保険!切り替えを忘れたらどうなる?

退職した後で国民健康保険への切り替えを
忘れたとしても、すぐに
どうにかなる訳ではありません。

保険証がない訳ですから、病院に行けば
10割負担となりますが、健康に
自信がある方ならしばらくは何も
変わらない生活を送れるでしょうね。

ただし、しばらくだけ…。

そもそも日本では、全ての国民に何らかの
保険に加入する義務、ひいては保険料の
支払いを義務としています。

そしてこの加入や支払いというのは、
「加入資格が発生した時から」必要です。

つまり、退職した翌日から
国民健康保険の保険料支払い義務が
発生しています。

このため未加入の状態を続けていると、
そのうち役所から
「手続きと保険料支払いをしろ」
という連絡が来るでしょう。

それでも無視を続けると、最終的には
強制執行として財産を差し押さえられる
可能性すらあります。

また罰金や過料の対象と
されることもある訳です。

だからこそ、仮に切り替え手続きを
本気で忘れていたとしても、少なくとも
役所からの連絡を受けたらすぐに
対応することが大切といえます。

ちなみに保険料については、どうしても
支払いが困難な場合は「軽減・減免」、
つまり割安にしてもらえるので、
安心しましょう。

退職の国民健康保険の切り替えの期限は?

退職後の国民健康保険への切り替え手続きは
退職した翌日から14日以内が期限と
されています。

14日以内を早いと取るか遅いと取るかは
個人差がありますが、一般的には
「十分な期間」と言えるのでは
ないでしょうか。

ひとまず、しっかり覚えておきましょう。

ただし、国民健康保険への切り替えには
一定の書類が必要であり、中には
退職して少ししないと手に入らない書類も
あります。

このため、実際に役所に足を運ぶのは
「14日以内のいずれか」ではなく、
もう少し短い期間の中で時間を
作らなければなりません。

とはいえ、14日を過ぎたらすぐに
何らかのペナルティが発生する訳でも
ありません。

そして、少し遅くなった程度なら
基本的に役所も穏やかに対応してくれます。

このため、
「間に合いそうにない。どうしよう…」
などと考えなくて大丈夫です。

行ける時に、
速やかに手続きに行きましょう。

退職の国民健康保険!期間はどれくらいかかる?

退職後に国民健康保険に切り替える手続きは
基本的に1日もかかりません。

後述する必要書類さえそろっていれば、
すぐに役所で対応してくれるでしょう。

ただ、役所によっては「待ち時間が長い」
こともありますから、余裕を持って
役所に行くことをお勧めします。

ちなみにこの時、退職で保険料の支払いが
厳しいことを伝えれば、役所が減免について
詳しく教えてくれるハズです。

その分だけ手続き時間が伸びるでしょうが、
さすがにそこは受け入れましょう。

面倒に感じてほっておくと、
後が大変になりますからね。

少し余談ですが、最近は保険制度自体が
財政難なので、年々、役所の
未加入者に対する応対は厳しいものに
なっています。

その一方、本気で支払いが厳しいだけなら
役所も親切・丁寧です。

このため、とにかく退職したら一度は
しっかり役所に行くと良いでしょう。

退職の国民健康保険!切り替えの必要書類は?

退職後の国民健康保険に
切り替える手続きには、
以下の書類などが必要になります。

  • 資格喪失証明書
  • マイナンバーカード
  • 本人確認書類
  • 印鑑
  • 退職日を確認できる書類

ちなみに最後の
「退職日を確認できる書類」は、
資格喪失証明書があれば不要です。

また資格喪失証明書は、退職後に
少ししてから貰える書類になりますから、
退職直後は無いのが普通といえます。

この書類が手元に届いてから、
役所に手続きに行きましょう。

なお、必要書類をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の国民健康保険の手続き!必要書類を徹底解説

ぜひ役所も確認して下さいね。

退職で国民健康保険を切り替え!病院は3割負担でいい?

退職後に国民健康保険に切り替えたら、
病院での窓口負担は3割で大丈夫です。

ちなみに切り替え前に病院に行くと、
ひとまず10割全額の自己負担を
求められます。

ただ、その後にしっかり国民健康保険の
切り替え手続きをすれば、差額の7割は
返してもらえるので安心しましょう。

とはいえ、退職して無収入になった状態で
10割負担はキツいことも
当たり前ながら多いです。

だからこそ、退職した後は、
なるべく早めに国民健康保険への
切り替え手続きをするようにしましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職後の国民健康保険の切り替えを
忘れた場合についてお伝えしました。

人間ですから忘れるのは仕方ありませんが
ほったらかしにするのは危険です。

せめて役所から連絡が入った時には
しっかりと応じるようにしましょう。

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手続き



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