会社を退職する時には、どうしても上司への
相談や報告が欠かせませんが、中には
それでキレる方も多いのが実情です。
逆に喜んで辞めさせてくれるような上司も
いますが、最近はどこも人手不足ですから、
やはり退職はキレる方が多いかもしれません。
だからこそ、部下は辞めたくなるのが
実情なんですけどね…。
実際にFPである筆者は、
キレる上司への退職報告の方法を
相談された事もありましたね。
そこで今回は、キレる上司への
退職報告の方法についてお伝えします。
あなたの退職に、お役立て下さいませ。
退職で上司を納得させる説得方法！
そもそもですが、キレやすい上司に
理屈は通じません。
そういう上司は自分のことを
神のように考えており、自分の思い通りに
都合よく動かない全ての部下を嫌います。
そして、上司だからこそ
何をやっても大丈夫と考えているため、
部下は手に負えないのが実情です。
ただ、こういう上司を持つと部下としては
「あなたが嫌いだから辞めたいんです」
というもっともな退職理由を得られることに
繋がります。
つまり、こういう上司を説得したい場合は、
日頃のパワハラ的な言動を録音して、
更なる上司にバラしてしまえばいい訳です。
もっとも、こういう場合は更なる上司も
トラブルを避けたい心理から、録音を含めた
あなたの方を隠蔽しようとします。
そうなったら、その録音を持って
労働基準監督署に相談に行きましょう。
大手企業なら、内部告発として
メディアに公開するのも
アリかもしれませんね。
上司が怖い！退職は直接伝えなきゃダメ？
上司が怖くて退職が伝えられない場合は、
素直にメールや電話、あるいはライン等で
退職の意思表示をすると良いでしょう。
そもそも退職の意思表示は、
直接伝えなければならないなんてルールは
存在しませんからね。
理由も「上司が怖いから」で
通るのではないでしょうか。
客観的に見れば、社会人として
どうなのかという観点は残りますが、それは
上司の人柄にも言えることですから、
少なくとも本人は気にしなくて大丈夫です。
直接伝える以外の方法で退職の意思を示し、
ついでに辞表も送り付ければ、あとは
会社が郵送で処理するでしょう。
強いて言えば、会社の中には
直接言わなかった事を理由に、
当月の給料や退職金の支払いを
拒否するようなところもあります。
そういう場合は違法という事も多いですから
あなたが納得できない場合は
労働基準監督署や労働局へ相談して
支払いを促すと良いでしょう。
なお、メールで伝える方法が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。
ホントに上司や会社も様々ですね。
上司と喧嘩して退職するのは自己都合の退職になるの？
上司と喧嘩して退職するような場合でも、
それと自己都合退職とは関係がありません。
確かに一見すれば自己都合退職と
言えますが、そんな場合でも
会社都合にしてほしいとお願いすることは
可能です。
会社都合にしてほしいなら、
ダメ元で一度お願いしてみましょう。
ただし、会社によっては国などから助成金や
補助金の類のお金を貰っていることがあり、
そういう場合は会社都合だと会社に
不都合なことも多いです。
そんな時には理由が理由ですから、
会社都合の申し出を拒否されるでしょう。
それなら素直に自己都合で辞めましょう。
ちなみに会社都合にすると、早くから
失業給付を受けられるメリットがあるものの
転職活動に支障をきたす可能性がある
デメリットもあります。
このため、会社都合の方が従業員にとって
得とは言い切れないので、ちゃんと
考えてからお願いすると良いでしょう。
退職で上司と面談！回避する方法は？
退職時の上司との面談をどうしても
回避したい場合は、素直に逃げたり
断ったりすればいいでしょう。
先ほども触れましたが、退職面談は
絶対的なものではありませんからね。
メールやラインなどで退職の意思表示をして
あとは郵送で応対することもできます。
ただし、どうしてもそういう行動は、
社会人としてどうなのかという観点が
ポイントです。
会社を辞めても、転職先は
同業他社ということも多いので、
場合によってはあなたの退職時の応対が
転職先にバレるかもしれません。
そうなれば、
あなたの信用も揺らぐでしょう。
例えば離婚話もそうですが、
重い話というのは不慣れな場合は
誰だって避けたくなるのは自然です。
しかしだからと言って、
逃げても良いとはなりません。
一度逃げれば何度でも逃げてしまうのが
人間で、逃げても一向に成長できませんから
ぜひ経験を積んでおきましょう。
退職で上司に復讐！ダメージを与える捨てゼリフを紹介
長年上司に虐げられてきた方だと、
最後に捨てセリフで少しでも
復讐・反撃したくなる事もありますね。
あまりお勧めはできませんが、
どうしてもという場合は、
以下のようなセリフでいかがでしょうか？
- あなたの事が嫌いで耐えられなくなったので辞めます
- 上司失格な人と、これ以上一緒に仕事できません
- この会社は潰れた方が世のためだと思います
面と向かって部下から
人格や存在を全否定されるのは、
想像以上に効きますよ。
まとめ
気になる方は動画もどうぞ。
今回の記事では、
キレる上司に退職を伝える方法を
様々にお伝えしてきました。
部下は上司を選べないので残念ですが
キレる事をそのまま退職理由にできます。
そういう意味で退職しやすいので
ぜひプラス発想でいきましょう。
なお、もっと伝え方を知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。
⇒退職の上司の伝え方の例！言いづらい時におすすめの言い方とは？
方法は様々ですね。
