スポンサーリンク

退職金の手続きの流れ!支払いまでの経過をわかりやすく解説

会社を退職すると、中には退職金が
もらえる事がありますが、
その手続きの流れが気になる方も
いるようです。

確かに、退職金といえば「大金がもらえる」
というイメージがありますし、
もらえなかったら大変ですから、
気になる方もいるでしょうね。

確実に退職金を手にするためにも、
少しは知っておいた方が無難です。

実際にFPである筆者は、過去に
退職金の手続きの流れを
聞かれた事もありました。

そこで今回は、
退職金の手続きの流れについて
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

スポンサーリンク

退職金の手続きの流れを5つのステップで解説

そもそもですが、退職金というのは
法律で整備された制度ではなく、
導入するか否かも含めて会社次第です。

このため、そもそも退職金制度が
ない可能性もあり、あったとしても
内容やもらう条件はバラバラといえます。

つまり、手続きの流れも
会社次第が基本です。

その一方、全然違う制度設計を
している訳でもなく、ある程度は
似通った基本形のような部分もあります。

それを知っておけば、少し
違うくらいなら応用で対応できるでしょう。

こんな感覚を元に、次の章から
一般的な手続きの流れをお伝えします。

1.退職金請求書をもらう

まずは「退職金請求書をもらう」です。

何も言わなくても貰える会社もありますが、
会社によってはこのような請求書の提出が
必要になる事もあります。

もっとも、請求書のテンプレートは
会社に用意があるでしょうから、総務や
経理に言えば簡単に手に入るでしょう。

まずは、これが第一段階になります。

2.退職金請求書に必要事項を記入する

次に「退職金請求書に
必要事項を記入する」です。

特に難しい内容を問われる事は
稀でしょうから、書かれてある内容に
そって書けば問題ありません。

よく分からない場合は、会社の総務や
経理に聞けば大丈夫です。

強いて言えば、
在職中に結婚して苗字が変わった方は、
一般的に変更後の苗字を
書くことになります。

3.受取金融機関の口座確認印を受ける

そして「受取金融機関の
口座確認印を受ける」です。

ちなみに口座確認印とは、
本人の口座が間違いなくあることを
証明する銀行印のことになります。

会社や退職金制度によっては、
このタイミングでそんな印鑑が必要です。

退職金請求書に口座内容を書き込んだら、
その口座の銀行に用紙を持って行き、
印鑑を押してもらいましょう。

4.退職金請求書を必要添付書類とともに郵送する

さらに、「退職金請求書を
必要添付書類とともに郵送する」です。

会社に持参することもありますが、
例えば退職金の運営を外部に
委託しているような場合は、
そこへ書類を郵送します。

ちなみに必要添付書類とは、
一般的に「本人確認書類」です。

実際に何が必要かは
ケースバイケースですから、
しっかり会社の担当者に確認した上で
手続きしましょう。

なお、必要書類をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の手続きに必要な書類!請求書やマイナンバーなどを一覧で

比較的ラクな手続きですね。

5.退職金が支払われる

最後は「退職金が支払われる」です。

具体的にいつ頃の支払いになるかは
ケースバイケースですが、手続きを
完了すれば、そう遅くない頃に
支払ってもらえるでしょう。

ちなみに退職金というと、一括での支払いを
イメージしがちですが、中には年金のような
形で毎月払いなどのような形式もあります。

あなたの今後のライフプランを元に、
支払い方法が選べるようなら、この点にも
少し注意した方がよいでしょう。

退職金の手続きには期限があるって本当?

退職金というのは、基本的に
退職後5年で時効となります。

一般的には退職日の前に手続きしますから
関係ありませんが、中には
貰い忘れていたような人もいるでしょう。

その場合には5年経っていなければ貰える
可能性がありますから、早めに会社に
連絡するか、弁護士などへ相談したほうが
無難です。

なお、期限をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の手続きの期限はいつ?最大で5年って本当?

早めの手続きが大切です。

退職金請求書は再発行出来るの?

退職金請求書は、
基本的に何枚でも貰えます。

もらう時には白紙というか、一定の
テンプレートがある事がほとんどなので、
再発行という訳ではありませんが。

例えば離婚届などは、一定のトラブルや
書き損じを想定して複数枚もらっておく事が
ありますが、これと同様に考えれば
大丈夫でしょう。

退職金請求書はレターパックの郵送でも良いの?

退職金請求書の郵送方法は、
一般的に特に方法が指定されている訳では
ないのでレターパックでも大丈夫です。

ただ、そんなかさばるものを
求められる事は稀なので、
普通の封筒で送れば十分かもしれません。

なお、郵送する前には必ず会社などへ
「郵送する旨」の連絡を入れることは
大切です。

退職金請求書は折り曲げ厳禁?

退職金請求書は、特に折れて
割れるようなものを入れない限り、
折り曲げ厳禁にするといったことは
必要ありません。

どうしても大切に送りたいのなら、
折り曲げ厳禁の印鑑を押しておいても
大丈夫です。

全てが整ったら、
しっかり請求しておきましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職金の手続きの一般的な流れを

  • 請求書をもらう
  • 請求書を記入する
  • 口座確認印を受ける
  • 必要書類とともに郵送する
  • 退職金が支払われる

とお伝えしました。

ただ、最終的には会社次第なので
事前の確認が大切といえます。

しっかり確認し、手続きをしたうえで
退職金を受け取りましょう。

スポンサーリンク
手続き



山本昌義をフォローする
解雇クライシス
タイトルとURLをコピーしました