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退職してもハローワークに行かない!失業保険はもらえるの?

一般的には会社を退職したら、ひとまず
ハローワークに行くものなのですが、
中には行かない、行きたくないという方も
一定数います。

とりわけプライドが高く、
より良い求人を求めているような方に
多いかもしれませんね。

もちろん無理に行く必要はないのですが、
それだと少し損をするかもしれませんよ。

実際にFPである筆者は、稀に
退職者からハローワークに行かない
デメリットを聞かれますね。

そこで今回は、
退職時にハローワークに行かない
デメリットについてお伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職してもハローワークには行かないのは損?4つのデメリット

そもそもですが、退職したらハローワークに
行かなければならないようなルールは
ありません。

それに現代の就活事情を考えると、むしろ
ハローワークに行った方がいいような環境は
望ましくなく、次の職場を見つけてから
退職することをお勧めします。

ただし、一方で次の職場を見つける前に
退職せざるをえないようなことも多く、
そういう場合はハローワークに行かないのは
損でしかありません。

ハローワークというのは、
単に求人を探す場だけでなく、
次の職場が見つかるまで経済的な
支援もしてくれますからね。

もっとも、ハローワークは公共の
職業安定・紹介所ですから、求人としては
けっして良質なものばかりでもありません。

このため、最初から使う気のない人が
一定数いるのも事実です。

そういう人こそ、改めてハローワークの
機能を十分に知り、自分の人生に
活かしていきましょう。

そのために、次の章から
ハローワークに行かないデメリットを
お伝えします。

1.給付金がもらえない

まずは「給付金がもらえない」です。

もしあなたが今まで雇用保険に
加入しながら会社に勤めていたのなら、
ハローワークから「失業給付金」が
もらえる可能性があります。

必ずもらえる訳ではありませんし
金額も給料と比べれば不十分ですが、
助けにはなるでしょう。

ちなみに失業給付金は、退職理由が
自己都合退職か会社都合退職かで、
もらえる時期や金額が変わってきます。

あなたの年齢や雇用保険の
被保険者であった期間でも変わってきますが
貰える点は変わりません。

貰えるなら、貰えるだけ貰っておいた方が
得ではないでしょうか。

なお、お金をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職のハローワークのお金!給付金などの手当についてまとめてみた

お金の問題はしっかりしましょう。

2.転職活動がしづらい

次に「転職活動がしづらい」です。

これは退職者全員に当てはまる訳では
ありませんが、ハローワークに集まる求人は
比較的、経験や能力が乏しくても
応募が可能といえます。

そういった求人情報が一手に集まる
ハローワークを使わないのは、
もったいない人もいるのでは
ないでしょうか。

ちなみに、先ほどの失業給付と
ハローワークでの就職活動は、
リンクしていません。

失業給付はハローワークで貰うけど、
就活は自力でする…ということも可能です。

とはいえ、中にはあなたにとって
良質な求人があるかもしれませんし、
情報を広げることも大切でしょう。

3.相談に乗ってもらえない

そして「相談に乗ってもらえない」です。

言い換えれば、ハローワークは行けば
就職上の相談に乗ってもらえます。

とりわけ男性の中には、この価値が
分からない人もいるのですが、他人に相談し
他者からの客観的な目線と意見というのは、
極めて貴重なものです。

就活は婚活と似ていると言われますが、
婚活でも誰がどう見てもムリな異性ばかりを
狙い続ける人っていますよね。

こういう人の中には、単に自分自身を
分かっていないだけという事も
少なくありません。

あなた自身もそういう可能性がありますから
就活で失敗が続くようなら一度行って
相談してみましょう。

4.再就職手当がもらえない

さらに「再就職手当がもらえない」です。

これは先ほどの失業給付に付随する
お金になります。

ざっくり失業中は失業給付がもらえ、
その中で再就職が決まると、一定の
条件の下で失業給付の残額の一部が
再就職手当金としてもらえる訳です。

ぜひ覚えておきましょう。

ちなみに失業給付は、自己都合退職などの
場合は3ヶ月間の給付制限があるのですが、
その間に再就職が決まれば、
満額の70%がもらえます。

別枠での退職金や臨時ボーナスのように
考えることもできるでしょうから、
ぜひとも退職時はハローワークを
利用しましょう。

退職のハローワークの手続きの期限は?今からでも間に合う?

退職後にハローワークで失業給付が
もらえるのは、原則として退職した日の
翌日から数えて一年間以内です。

実際に失業給付がもらえる日数は、
もう少し短いことが多いのですが、
ひとまず一年間以内に受給を
終えなければなりません。

少し注意しておきましょう。

ただし、ざっくり失業給付は
「就職活動中の人」しかもらえません。

このため、妊娠や病気などでしばらく
働けない人は対象外です。

そういう場合は、平成29年4月1日からは
4年以内にまで延長できることになりました。

働けるようになったら、
改めて失業給付を手続きしましょう。

なお、持ち物等が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職のハローワーク!手続きの期限&持ち物や書類などを解説

しっかり調べて行きましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職でハローワークに行かないデメリットを

  • 給付金がもらえない
  • 転職活動がしづらい
  • 相談に乗ってもらえない
  • 再就職手当がもらえない

とお伝えしました。

次を決めてからの退職が望ましいですが
ないならハローワークは大きな支援先です。

その支援が得られる間に次を探し
生活を安定させていきましょう。

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