会社を退職する方に対して、何らかの
メッセージカードを手渡したいと考える方が
いますが、意外と言葉に悩んで
文例を欲する方も多いようです。
確かに、日頃から人と会話したり
お礼をしたりしている方ならともかく、
そうでないなら少し悩んでしまう
ポイントかもしれませんね。
言葉は凶器にもなりますから、
尚更かもしれません。
実際にFPである筆者は、退職する方への
メッセージカードの文例を
相談された事もありますよ。
そこで今回は、退職時の
メッセージカードに使える文例を
お伝えします。
あなたの退職に、お役立て下さいませ。
①お世話になりました
まずは「お世話になりました」です。
一番オーソドックスといえる
言葉かもしれませんね。
ちなみに上司が相手なら当然ですが、
仮に同僚が相手であっても一定の
お世話になっているハズなので、
この言葉を使っても違和感はありません。
社会人のマナーとして、最後は
お世話になった気持ちを伝えましょう。
②今までありがとうございました
次に
「今までありがとうございました」
です。
これには幅広い意味を込められますが、
その全てを要約する意味合いにもできます。
ありがとうございました、と
感謝の気持ちを伝えて
イヤな気持ちになる方も稀ですからね。
無難とも言えますが、
失敗したくないならこれを選びましょう。
③長年お疲れ様でした
そして「長年お疲れ様でした」です。
長年かどうかはケースバイケースですが、
ひとまずこれまでの仕事での苦労を
労う意味合いで、この言葉も
よく使われます。
激務な職場であるのなら、
これが最適かもしれませんよ。
ぜひ「まったくだよ…」と
感じてもらえそうな方に、贈りましょう。
④新天地でもがんばって下さい
さらに
「新天地でもがんばって下さい」
です。
定年退職の時には使えませんが、
それ以外なら退職後は別の会社などへ
転職するでしょうから、それを
励ます言葉になります。
最後に存分にエールを送り、
今後もがんばってもらいましょう。
ただし、うつ病などで
退職する方もいますから、
そういう場合は注意しましょう。
⑤まずはゆっくり療養なさって下さい
そして
「まずはゆっくり療養なさって下さい」
です。
これは先ほどの「お疲れ様でした」に
続きがちの言葉ですが、
単体でも使える言葉になります。
退職直後に再就職するような場合以外なら、
少しは誰だって休みたいでしょうから、
尚更かもしれません。
まずはゆっくり休んでもらって、
そしてまたがんばってもらいましょう。
⑥いつまでもお元気で
さらに「いつまでもお元気で」です。
これは比較的、年配の方に
送る言葉になります。
高齢で体力が衰えるのが普通な中で、
今まで元気に働いてきたような方には
最適です。
多少、本当に
衰えを感じているような方には
ピッタリかもしれませんね。
ただし、中には「年寄り扱いするな」と
感じる方もいるので注意が必要です。
⑦ぜひまた一緒に〇〇しましょう
そして
「ぜひまた一緒に〇〇しましょう」
です。
これは仕事でもかまいませんし、
お酒のようなプライベートでも
かまいません。
こうして退職後も繋がりが残り、
これからもよろしくお願いしますという
意味合いになります。
最近では出戻る方もいますから、
意外と喜んでもらえるかもしれませんよ。
⑧〇〇、最高でしたね
さらに「〇〇、最高でしたね」です。
これはそのまま、退職者との過去の
思い出について触れる言葉になります。
人間というのは、自分を知っている
人間ほどに心を開きやすく暖かみも
感じる生き物です。
長年の旧友などは、その典型例でしょう。
あなたの事は深く覚えている、ぜひまた…
などの思いもこもるでしょうね。
⑨いつでも戻ってきて下さいね
そして
「いつでも戻ってきて下さいね」
です。
実際に出戻りするかどうかは
分かりませんが、仮に出戻ってきても
温かく迎えますね、という意味になります。
つまりそれほど、あなたのことは
必要だと感じています、大事な人です、
という意味合いです。
誰かに必要とされるというのは、
人間の究極の幸せの一つですから、
きっと喜んでもらえますよ。
⑩また困った時には助けて下さいね
最後は
「また困った時には助けて下さいね」
です。
これは特に、一定以上の能力を持つ
優秀な方が退職する時に使いやすい
言葉といえます。
我々はまだあなたを必要としていますから、
これからもよろしくお願いします…
という意味合いです。
人の役に立つというのは、意外と本人も
気付かない「嬉しいこと」ですから、
きっと喜んでもらえることでしょう。
まとめ
気になる方は動画もどうぞ。
今回の記事では、
退職のメッセージカードへの文例として
- お世話になりました
- 今までありがとうございました
- 長年お疲れ様でした
- 新天地でもがんばって下さい
- まずはゆっくり療養なさって下さい
- いつまでもお元気で
- ぜひまた一緒に〇〇しましょう
- 〇〇、最高でしたね
- いつでも戻ってきて下さいね
- また困った時には助けて下さいね
とお伝えしました。
言葉選びも相応に大切ですが、それ以上に
あなたの純粋な気持ちが大切といえます。
少し社会人としてのマナーも踏まえつつ
あなたの思いを最後の言葉にしましょう。
なお、アルバムが気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。
⇒退職のメッセージカードのアルバム!人気のおすすめ10選を紹介
最近は本当に色々ですね。