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退職の餞別!封筒の書き方&渡し方を解説

会社を退職する人がいる時には、その人に
一定の餞別を渡すこともありますが、
その時の封筒の書き方がよく分からない…
と悩む方もいます。

退職者側としては貰えれば何でも嬉しいと
感じやすい反面、応対次第では周囲から
「常識知らず」と思われかねませんから、
最低限のマナーは抑えたいかもしれません。

実際にFPである筆者は、
退職時の餞別について、封筒の書き方を
聞かれたこともありましたね。

そこで今回は、退職時の
餞別における封筒の書き方について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の餞別!封筒の書き方は?

一概には言えないものの、
餞別を贈るときにはご祝儀袋に入れて
渡すのがマナーとされています。

中央上部には「餞別・御餞別」などと書き、
その下にはお金を出した人
(複数なら〇〇一同など)
の名前を書けば良いでしょう。

ちなみに、餞別は「はなむけ」ともいい、
お世話になった方への今後に対する
応援の意味で渡します。

お世話になった方に手渡すわけですから、
なるべくキレイに書きましょう。

退職の餞別には渡し方がある?

退職時の餞別については、特に
渡し方についてはマナーめいたものは
ありません。

ただ、ぶっきらぼうに渡しては
相手の心象が悪くなりますから、
相応の配慮は心がけたほうがいいでしょう。

退職時の挨拶後や送別会の
最後あたりがいいかもしれません。

強いて言えば、やはりなるべく
退職者にとって身近な方から渡したほうが、
退職者も気持ちよく
受け取れるかもしれませんね。

退職の餞別のマナー!知っておきたい3つのポイント

最近では若者を中心に、すっかり
マナー文化も廃れた気がしますが、
一方でまだまだ高齢者が相手の時には
根強く残っています。

このため、退職者の年齢によっては
マナーを大切にしていますから、
そういう場合は渡す側も配慮として
マナーを抑えておくことが大切です。

ちなみにマナーというのは、意識なしでも
許される機会も増えましたが、
マナーを守ることが悪い訳ではなく、
普通に守れば評価されるものといえます。

このため知っておいて、抑えておいて
損ということはありませんから、
教養や自己啓発の意味でも
知っておくと良いでしょう。

こんな温度感をもとに、
次の章から餞別で抑えておきたい
マナーをお伝えします。

1.水引について

まずは「水引について」です。

そもそも水引とは、ご祝儀袋などで
よく見かける紅白の結びのような
飾りのことをいいます。

そして餞別での水引は、
結びきりのものを選ぶと良いです。

結びきりには「一度だけのお祝い」
という意味が込められています。

つまりは
「これから立派に成長・成功してね」
という意味を込める訳です。

結婚祝などと同じ捉え方とも
いえるでしょうか。

2.現金/ピン札を渡す場合

次は「現金を渡す場合」です。

そもそも、餞別は現金が
一番定番といえます。

もらう側としては一番使いやすく、
またしばらくは無収入という可能性も
ありますからね。

そして、現金を渡す場合は、直接、
封筒に包むよりは中袋を用意して
渡すほうが丁寧です。

また現金を渡す場合は、
なるべくならピン札を使いましょう。

よれよれのお札が出てきたら、
もらった側も少し
ゲンナリしかねませんからね。

3.礼状の書き方

さらに「礼状について」です。

この場合は礼状というより、
餞別に忍ばせる、あるいは別で手渡す
お手紙と考えると良いでしょう。

この場合はムリにマナーを意識するより、
代わりにあなたの気持ちを精一杯
ぶつけた方がいいかもしれません。

ちなみに礼状は、どちらかといえば
餞別をもらった側からもらうものですが、
餞別には「今生の別れ」的な意味も
あるのでマナー的には不要とされています。

退職の餞別の相場は?

最後は「選別の相場について」です。

ひとまず現金でも品物でもそうですが、
「誰が退職するのか」で変わってきます。

あなたとの関係性にもよりますが、
同僚なら3千円~1万円程度、
上司なら5千円~2万円程度が相場です。

あまり高額を渡すと相手に引け目を
感じさせかねないものの、お金に困りそうな
人なら相応の額を包んであげるのも
アリかもしれません。

退職の餞別にのしは必要?

退職時の餞別に対して、のしは
付けたほうが受け取り手も
気持ちが良いものかもしれません。

ちなみにのしとは、
祝儀袋などでよく見かける
細長い貝状の飾りのことです。

御礼、はなむけ、感謝、あるいは餞別…
どんな意図で渡すのかをセットで踏まえ
付いたものを選ぶと良いでしょう。

強いて言えば、やはりそこには
「退職者の退職理由」を踏まえることが
大切です。

事前にしっかり調べておき、その理由に
合わせたのしや言葉を付けることで、
退職者はこれから
笑顔でがんばれることでしょうね。

なお、のしをもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職にのし・御礼は必要?結びの書き方などを紹介!

色々ポイントがありますね。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の餞別について封筒の書き方などを
いくつかの角度でお伝えしました。

餞別は渡すか否かも含めて自由ですが
渡すならマナーは抑えたいところです。

相手に気持ちよく受け取ってもらい
今後への励みにしてもらいましょう。

なお、お返しが気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の餞別!お返しのギフトのおすすめ人気ランキング【10選】

この辺は本当に日本の文化ですね。

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