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退職にのし・御礼は必要?結びの書き方などを紹介!

お世話になった方が何らかの理由で会社を
退職する時には、何かお礼をしたいと
考える方もいますが、その時ののしや
御礼の書き方が気になる方もいるようです。

最近では少しずつこういったマナーも
廃れつつありますが、やはり年配の方が
相手の場合は、一定の配慮として
考えておきたいところですね。

実際にFPである筆者は、過去に
退職者に向けたのしや御礼の書き方を
聞かれたこともあるほどです。

そこで今回は、
退職時ののしや御礼の書き方について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職にのしや御礼は必要?

退職時の品に対するのしや御礼は、
必要かどうかというより
「あった方が丁寧」といえます。

若い方を相手にするなら、かえって
他人行儀と取られることもありますが、
年配の方はマナーを大切にしている方も
多いですから、付けたほうが無難でしょう。

言い換えれば、退職する方が
「マナーを気にする人かどうか」
が大切です。

お礼をしたいと思うほどの人なのですから、
きっとその辺りもご存知では
ないでしょうか?

何事もやり取りは「相手次第」ですから、
相手がどう受け止めるかを考えて
実行しましょう。

ちなみに当然ながら、
のしや御礼もそうですが
「何を贈るか」も大切です。

また個人的に贈るのか、それとも
部署の複数名が連名で贈るのか、
あるいは全体として贈るのか…。

想像以上に受け取る側としては
心に残りますから、できる限りの
配慮をしていきましょう。

退職ののしの書き方を5つの手順で解説!

退職する方に送るのしは、
マナーを忠実に守りたいのなら
「黒の筆」または「黒の筆ペン」で
書くのが基本になります。

とはいえ、さすがに最近では筆や
筆ペンを使うことは中々ないでしょうから、
「黒のサインペン」あたりで代用するのが
一般的かもしれません。

ひとまず、そのうえで全てをなるべく
丁寧に書いていきましょう。

これを基本に、次の章から
それぞれについてお伝えします。

1.挨拶

まずは「挨拶」です。

「表書き」ともいえます。

例えば「御礼」や「感謝」などの
退職者に対する労いの一言を、
のしの上段に書きましょう。

ちなみにこの表書きは、退職者の
「退職理由」に合わせるのが基本なので、
事前に退職事情を確認することが
大切といえます。

なお、「御祝」の言葉も使うことが
ありますが、これは例えば事実上のクビや
出産・育児に伴う退職の可能性があるなら、
控えるべき言葉です。

一方で、例えば転職や独立をする方に
対しては「はなむけ」という言葉も
好まれやすいものになります。

2.宛名

次は「宛名」です。

先ほどの挨拶の下に、大きく
退職者の名前を書きましょう。

ちなみに肩書きは無くても大丈夫ですが、
相応の役職者なら入れてあげた方が
喜ばれることもあります。

ひとまず、どちらの方が喜んでもらえるか、
相手の立場で考えていきましょう。

ちなみに宛名は、比較的若いかたに
送る場合には、ちょっとした遊び心で
「本人が目指すであろう未来の肩書き」
を添えることもあります。

ちょっと考えてみるのも
良いかもしれません。

3.裏書き

そして「裏書き」です。

これはどちらかといえば
「贈った方の名前」を入れます。

個人で贈るならそのまま、複数人で
贈るなら全員の名前を並べましょう。

あるいは「〇〇課一同」のように
全体でまとめて書くのもアリです。

まとまりが良いように書くと良いでしょう。

ちなみに、この裏書きには
「ちょっとしたメッセージ」
を添えるのもアリです。

別途お手紙を添えるのもアリですが、
代わりに裏に書くのも
喜んでもらえるかもしれませんよ。

4.水引き

さらに「水引き」です。

ちなみに水引きとは、
よくご祝儀やポチ袋で見かける
「紅白の飾りのヒモ」
のことになります。

これには実はいくつかの種類があるのですが
ひとまず最近ではすでにプリントされてある
ことも多いので、特に気にしなくて
いいかもしれません。

とはいえ、のしによっては付いていませんし
ナシでは寂しい感じがするなら
付けた方が良いでしょう。

場合によっては手書きでも構いませんから、
飾ったうえで贈りましょう。

5.結び

最後は「結び」です。

これは先ほどの水切りの一種として
される事もありますが、退職祝いなら、
やはり「贈り手からのメッセージ」
が良いでしょう。

先ほどの裏書きでのメッセージとは違う、
その方に贈る最後のちょっとした言葉を、
心を込めて贈りましょう。

もし特に思い浮かばないのなら、
無難に「結びきり」の水引きを
添えると良いでしょうね。

退職ののし紙に適切なのは?

退職ののし紙に適切なのは、
やはり「白無地」のものが最適です。

白は一番「黒が栄える」ものですし、
黒の筆ペンなどを使うのがマナーである以上
ハズせません。

とはいえ、そこまでマナーを
気にしないのも、最近では
相手を気遣うマナーともいえますが…。

ひとまずマナーも大切ですが、
受け取り手の気持ちを最大限に考えて、
準備しましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時ののしを書く順とポイントを

  • 挨拶
  • 宛名
  • 裏書き
  • 水引き
  • 結び

とお伝えしました。

随分とマナーも失われつつありますが
相手によってはやはり大切です。

その方の退職を汚さないよう
十分な配慮の元で礼儀を尽くしましょう。

なお、送別品が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の送別品にお返しは必要?喜ばれるプレゼント10選まとめ

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