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退職のハローワーク!手続きの期限&持ち物や書類などを解説

退職後、次の職場が見つかっていない場合は
ハローワークに行って失業給付をもらう
手続きをするものですが、その期限には
注意すべきといえます。

はじめて退職する方の中には、そもそも
失業給付の存在自体を知らない方も
いるものですが、自分の身を守るためにも
知っておくべきでしょう。

実際にFPである筆者は、退職者から
ハローワークでの手続き期限について
聞かれた事もあるほどです。

そこで今回は、退職時の
ハローワークにおける手続き期限について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職のハローワーク!手続きの期限はいつまで?

退職後にハローワークで雇用保険を
元にした失業給付の手続きをする期限は、
離職した日の翌日から1年間となっています。

ただ、諸事情によっては最大で3年間
延長できますが、期限内であっても
「所定給付日数」を超える受給は
できませんから、注意が必要です。

なお、逆に所定給付日数を残した状態で
再就職が決まると、その残した日数に応じて
6~7割相当の「再就職手当金」を
もらうことができます。

さらに再就職後、賃金が再就職前と比べて
下がった場合、その一部を
「就業促進定着手当金」として
補てんしてもらえるので、嬉しいですね。

いずれにしても失業給付を含め、
ハローワークは「再就職までの繋ぎ」という
役割なので、退職後は速やかに
再就職活動をすることが大切です。

キャリアのブランクは、空くほどに
採用されにくくなりますから、
少しだけ休んだら、
早急に再就職活動に励みましょう。

退職のハローワークの持ち物!6つの必須アイテム

退職後にハローワークで失業給付の手続きを
したい時は、ただ現地へ行って
言えば良いわけではなく、所定の必要物を
持参する必要があります。

また失業給付の手続きは、その手続きだけを
することはできず、セットで
「求職の申し込み」を
しなければなりません。

ちなみに中には、「失業給付は欲しいけど、
就職活動は他でしたい」という事も
あるでしょう。

キャリアの高い方なら尚更でしょうね。

それならそれで構わず、
「求人への応募」だけで、失業給付を
もらう条件である一つの求職活動と
認めてもらえます。

失業給付をもらうには「2~3回以上」の
求職活動が必要で、これには職業相談や
講習・セミナーなどの受講、資格受験なども
対象です。

最近なら何10社にも履歴書を送るのが
普通ですから、条件としては極めて
緩いといえるでしょう。

これを基本に、次の章から
失業給付の手続きに必要なものを
お伝えします。

1.雇用保険被保険者離職票

まずは「雇用保険被保険者離職票」です。

これは退職時に会社に希望することで
発行してもらえる書類ですが、
何も言わなくても貰える事も多い
書類になります。

少なくとも失業給付をもらうには
必要ですから、貰えなかった人は
ちゃんと会社に申請しましょう。

ちなみに離職票には「退職理由」も
書いてあり、それに不満がある時には
ハローワークで相談できます。

しっかり調べてもらい、納得のうえで
失業給付をもらいましょう。

2.印鑑

次に「印鑑」です。

これは必要性がどうこうというより、
もはや日本で何らかの手続きをする時には
常に必要になるものといえますね。

特に形式は定められていませんから、
自分が持っている印鑑のどれかを持って
手続きにいきましょう。

3.写真

そして「写真」です。

これは縦3cm、横2.5cmの正面上半身を
2枚と決められています。

また撮影時期は細かく決められていませんが
ひとまず「最近撮ったもの」が必要です。

大幅に容姿が代わっていると
職員さんも困惑しますから、
注意しましょう。

4.預金通帳

さらに「預金通帳」です。

これはキャッシュカードでも代用可能ですが
通帳の方が安全・確実といえます。

なお、これは当然、失業給付の振込先として
使うのですが、失業給付は公的なお金なので
一部の銀行口座は使用不可能です。

このため、事前に自分の口座が
使えるのかどうかをハローワークに
聞いてから持参した方が安全といえます。

5.マイナンバー

そして「マイナンバー」です。

これはマイナンバーカードや
マイナンバーの記載のある住民票など、
とにかくマイナンバーが分かる書類が
必要になります。

無くしたという方は、
少し手数料が必要ですが、役所で
再発行してもらった方が
いいかもしれません。

少し余談ですが、このまま再就職が決まらず
年を越すと確定申告が必要になり、
その時にもマイナンバーは必要です。

何だかんだで使いますから、
マイナンバーカードは大切に
保管しましょう。

6.本人確認書類

最後は「本人確認書類」です。

これはマイナンバーが登場したことで
省略できることもありますが、
セットで求められることもあるので
持参したほうが無難です。

免許証が簡単ですが、無いなら
健康保険証は失効していますから、
先に国民健康保険に切り替えて
持参すると良いでしょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時のハローワークでの手続きに

  • 雇用保険被保険者離職票
  • 印鑑
  • 写真
  • 預金通帳
  • マイナンバー
  • 本人確認書類

が必要とお伝えしました。

失業給付はあくまで繋ぎのお金なので
手続き後は賢明な求職活動が大切です。

業界によっては大変な時代ですが
何とか再就職できるよう励みましょう。

なお、行く時期が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職したらハローワークはいつ行くべき?タイミングと期間を解説

ぜひ早めに行きましょう。

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