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退職金の運用に失敗したくない!投資などおすすめの方法まとめ

退職金を投資で運用したいと考える人は
多いですが、失敗して退職金を
減らしてしまうなどのリスクが怖くて
踏ん切りがつかない事もあると思います。

しかし、投資運用をしない事で、

・貯金だけではお金が足りなくなる
・お金に関する知識が増えない
・世の中の流れについていけない

などの現実的な問題も出るのが実情です。

実際にFPである筆者のところには、
こういった相談が多数あるので
退職金の運用を失敗したくない人へ
投資しないリスクを頻繁に説明しています。

そこで今回は、退職金の運用について
失敗しにくい方法をお伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職金の運用!失敗しないための5つの方法

そもそもですが、退職金の運用は
大きく2種類の考え方があり、
老後までの時間によって変わってきます。

十分な時間があるなら多少はリスクを
取ってでも増やし、逆に定年退職などで
時間がないなら安全運用が基本です。

その上で「足りるのか否か」を
考えましょう。

残念ながら最近は人生100年時代と
なっており、ほとんどの場合で
退職金は途中で尽きます。

このため退職後の労働事情も合わせて考え、
十分に働くつもりなら運用は少し、
あまり働かないつもりなら多めの
運用が必要です。

ぜひ、総合的な観点から考えましょう。

こんな感覚を基本に、次の章から
各運用の基本をお伝えします。

1.投資信託

まずは「投資信託」です。

投資信託とは簡単にいえば、
あなたに代わってプロに運用を
依頼する投資方法になります。

プロに依頼するからこそタダではなく、
またプロが運用しても成功する保障は
ありませんが、それでも一般の方が
自力でやるより勝率は高いでしょう。

最近では様々な種類の投資信託があり、
また例えば「つみたてNISA」などの
諸制度も登場しています。

リターンが大きそうなものほど
ハイリスクという基本を理解した上で、
銘柄を選んでみましょう。

2.金融商品

次に「その他の金融商品」です。

昨今の世の中には様々な金融商品があり、
代表例でいえば「不動産投資」や「FX」
「株式」などが挙げられるでしょうか。

金融商品は、一つ一つがリスクもリターンも
投資環境も全然違いますから、それぞれの
特徴を理解することが大切です。

中でも、初心者にお勧めなのが
株式投資を活用した「株主優待」
でしょうか。

一度買えば、あとは対象の会社が
潰れない限り、毎年恩恵を得られます。

ぜひ色々見てみましょう。

3.ヘッジファンド

そして「ヘッジファンド」です。

ほとんどのヘッジファンドは
一般には流通しておらず、投資するには
相応のお金が必要になる運用方法に
なります。

しかしながら、ヘッジファンドは値段の
上下に関わらず資産が増える
可能性があるので、人気といえば
人気の投資手法です。

ちなみにヘッジファンドの原型は、
先ほども触れた「投資信託」になります。

必ず儲かる訳ではありませんから
注意も必要ですが、気になる人は
選択肢に入れてもいいでしょう。

4.定期預金

さらに「定期預金」です。

イマドキは銀行に預けていても増えず、
それは定期預金でも大差ありませんが、
普通預金よりは有利といえます。

どうしでも投資にかかるリスクがイヤで、
またそのための勉強もイヤという気持ちが
強い人なら、定期預金もお勧めの方法です。

ただし、運用で増やさないという事は、
それだけ労働でお金を稼がなければ
なりません。

退職後の労働事情によっては、改めて
他の運用方法を検討したほうが
無難かもしれません。

なお、定期預金をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の定期預金を比較!金利で得をする3つの商品とは?

少しでも得しましょう。

5.保険

最後は「保険」です。

最近は保険もけっして効率が
良いわけではないものの、それでも
銀行に預けるよりは有利なことが
多いといえます。

共通的な保険の欠点は「早期に下ろせない」
という点が挙げられますが、
当面は手をつけないのなら、
十分に選択肢に入るでしょう。

ちなみに具体的な保険商品としては、
一時払い(一括払い)の終身保険、
または年金保険が選びやすいです。

ただ、保険も保険会社によって
商品は様々ですから、しっかり
吟味しましょう。

退職金の運用に失敗するとどうなるの?

退職金の運用に失敗したら、素直に
それだけ自分の資産が減ります。

そしてそれは、そのまま今後の人生で
自分を苦しめる事になるでしょう。

ただ運用はギャンブルとは違い、一発で
倍かゼロかのような話ではありませんから、
そこまで警戒する必要はありません。

イキナリ全額を運用する必要もないので、
まずは少しずつ始めましょう。

退職金の運用の相談はどこですればいいの?

退職金の運用相談としては、
商品を扱わない独立系FPがお勧めです。

どうしても商品を扱う銀行や
証券会社等に相談すると、自社利益の
高いものを勧められがちですからね。

仮にそうではなくても、
失敗した時にそう考えがちなので、
やはり中立的なところを勧めます。

ただし、運用結果に責任を
取ってくれるようなところはないので、
この点は注意しましょう。

退職金の積立で節税する方法は?

退職金の積立で節税もしたい場合は、
最近ならiDeCo(個人型確定拠出年金)
があります。

掛金をそのまま
所得控除(税金計算上の経費)に
入れられるためです。

また近い理屈で、生命保険の終身保険や
年金保険を利用しても、保険料の一部を
同じく経費にできます。

他にも最近では様々な諸制度や
金融商品が登場していますから、
ぜひ一度、色々と調べてみましょう。

なお、節税をもっと知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金の積立を個人で!節税のための保険と仕訳の方法を解説

税金も少しなら簡単ですよ。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職金の運用方法として

  • 投資信託
  • その他の金融商品
  • ヘッジファンド
  • 定期預金
  • 保険

とお伝えしました。

どうしても退職金は金額が大きいので
その使い方は人生に大きく影響します。

何もしないのが一番ダメと心得て
ぜひまずは勉強に励みましょう。

なお、年金形式が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職金は年金にすると税金がかかる?一時金と比較してみた

ホントに色々ありますね。

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