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退職の引き止めがしつこい!対策&スムーズに断る方法

会社を退職する人の中には、どうしても
上司の引き留めがしつこいと悩むかたが
一定数おられます。

引き止める理由は様々ですが、退職者は
退職の気持ちが固まったからこそ
意思表示をしているので、
なんとも悩ましい問題です。

最近では退職代行サービスも人気ですが、
理由が分かる気もしますね。

実際にFPである筆者は、
退職時の引き留めがしつこいと
相談を受けたこともありました。

そこで今回は、退職時の
引き留めがしつこい場合の対処法について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

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退職の引き止めがしつこい!スムーズに断る3つの対策

退職を引き止める理由は様々ですが、そこに
共通しているのは退職者の意思とは逆の
「退職しないで欲しい」という気持ちです。

このため、そもそもとして話が
対立しているといえますから、
話し合いになりません。

ならば、こちらも相応の対処をするのが
基本といえるでしょう。

そこで次の章から、そんな少し
強行的な対処法をお伝えします。

1.労働基準監督署に連絡すると脅す

まずは「労働基準監督署に連絡すると脅す」
です。

未経験の方にとっては
ピンとこないでしょうが、労働基準監督署は
「労働上の警察」に相当します。

言ってみれば「通報する」と脅すに
等しい行為です。

最終手段ともいえる対処法ですが、
どうしても会社が退職に応じてくれないなら
覚えておきたい方法といえます。

2.条件提示をする

次に「条件提示をする」です。

これはもう少し言えば
「まず会社が飲めないであろう無茶な条件」
を提示しましょう。

例えば給料を月100万円に上げて欲しい、
週3日休ませて欲しい、などです。

辞めることが最優先なら、
あえて無茶を言いましょう。

ただ、本気で待遇のみに不満があり、
他社水準程度が欲しいだけなら、その水準を
要求するのもアリかもしれません。

3.バックレる

最後は「バックレる」です。

単純にバックレると解雇になる
可能性があるのでお勧めできませんが、
例えば退職代行などを活用するなら
アリといえます。

どの道、話にならないなら話す意味が
ないとも言えるでしょう。

ならば、こちらも会社と話そうとする
必要はなく、強引にバックレるのも
アリといえます。

退職の引き止めはパワハラじゃないの?

退職時の引き止めがパワハラに当たるか
否かは、それだけでは何とも
判断がつきません。

ただ、ハラスメントの基本的な理屈は
「された側がどう感じたか」なので、
退職者がそう感じたならそうかもしれません。

とはいえ、第三者から見てどうかという点も
大切なので、客観的にも判断したほうが
無難でしょうね。

退職の引き止めの理由は?考えられる3つの要因

退職時の引き止めというのは、稀に本当に
上司などが人格者で、退職者のことを
思って引き止めるケースもあります。

とはいえ、やはりどちらかといえば退職が
会社や上司にとって損だから
引き止めることがほとんどです。

そこで次の章から、一般的な
引き止めの理由についてお伝えします。

1.嫌がらせ

まずは「嫌がらせ」です。

これは単純な嫌がらせという意味合いよりも
辞められると業務量が増えたり
自分や会社の評価が落ちたりすることを
嫌がった末といえます。

どちらに転んでも、退職者より
自分達の自己都合からくる理由です。

相手が自分のことしか考えないなら、
こちらも同じ考えになっても
いいかもしれませんね。

2.引き継ぎをしてほしい

次に「引き継ぎをしてほしい」です。

これはもう少し言えば
「後任がいない、十分に育っていない」
ので、少し待って欲しいという
意味合いになります。

先ほどの理由に比べれば、まだ少しは
事情を考える余地はあるかもしれませんね。

確かに社会人なら引き継ぎの重要性は
分かるところですし、少しは
猶予するのもアリかもしれません。

3.会社が人手不足にある

最後は「会社が人手不足にある」です。

これは質的にも量的にも、
よく聞く理由かもしれません。

純粋に人が入ってこない、
退職者以外にできる人がいない…。

小さい会社ほど、
ありがちな理由といえます。

とはいえ、採用は会社の責任ですから
退職者には関係ありません。

良くも悪くも終身雇用は崩壊していますから
気にせず辞めましょう。

退職の引き止めは違法!訴えることは出来るの?

退職の引き止めは、
即座に違法とまでは言えません。

ただし、悪質なケースになってくると
話は変わってきます。

何度も退職を訴え、
一向に聞き入れる気がないのなら、
先ほどの労働基準監督署に訴えるのも
アリでしょう。

あるいは弁護士や労働局も相談先になるので
まずはどこかに相談しましょう。

退職の引き止めで残ったらどうなるの?

退職の引き止めで残ったとしたら、あくまで
退職話が無かった事になるだけです。

その際に一定の条件を付けたのなら
話は変わりますけどね。

ただし、会社によっては「一度は退職しようと
した奴」と見なされ、冷遇されて結局また
退職したくなったという事も
往々にしてあります。

素直に退職したほうが無難かもしれません。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の引き止めがしつこい時は

  • 労働基準監督署に相談する
  • 条件提示をする
  • バックレる

との対処法をお伝えしました。

もちろん円満退職が理想ですが
社会は理想ばかりでは成り立ちません。

時には強引な力業も駆使しつつ
自身の意思を通しましょう。

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