スポンサーリンク

退職の国民年金の手続き!必要なものをまとめてみた

会社を退職すると、いくつかの手続きが
必要になりますが、中でも国民年金について
必要なものがイマイチ分からないという方も
いるようです。

役所に電話して聞けば良いようにも
思えますが、確かに不慣れな方にとっては
電話をするのも一つの苦痛ですよね。

文字通りお役所対応でゲンナリすることも
ありますから、尚更かもしれません。

実際にFPである筆者は、過去に
退職者から国民年金の手続きに
必要なものは何か聞かれた事もありました。

そこで今回は、退職時の
国民年金の手続きに必要なものを
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

スポンサーリンク

退職の国民年金の手続きに必要なもの!3つの必須アイテム

退職時の国民年金の手続きは、実は
マイナンバーが導入された事もあって、
少し事情が変わってきました。

以前は年金手帳や基礎年金番号で
手続きしていましたが、最近では
マイナンバーで手続きすることもできます。

ただ、導入された直後という事もあるので、
従来の方法で手続きすることも可能です。

特に、過去に一度手続きしたことが
あるような方の場合、その方法の方が
安心できるでしょうから、事前に確認の上で
手続き方法を選ぶと良いでしょう。

その上で、ひとまず次の章から
マイナンバー以外で必要になるものを
お伝えします。

1.資格喪失証明書

まずは「資格喪失証明書」です。

ここでの資格とは
「社会保険」のことになります。

会社を退職した訳ですから、
健康保険も厚生年金も、
加入者としての資格を失った訳ですからね。

この書類は、そんな会社を退職した
事実や日程を伝えるために使います。

まただからこそ、他の書類で
代用することも可能です。

何か一つ、会社を退職したことが
分かるものを持って行きましょう。

2.本人確認書類

次は「本人確認書類」です。

免許証があると一番簡単ですが、
ひとまず会社を退職した訳ですから
保険証を使うことはできません。

そんな時は、顔写真の入った何らかの
資格証明書を使うと良いでしょう。

それもなければ、素直に
マイナンバーが必要といえます。

ちなみに最近ではマイナンバーさえあれば、
逆に本人確認書類をパスしてくれることも
あるので便利です。

無くした方は、ついでに役所で再発行の
手続きをすると良いかもしれません。

3.雇用保険受給資格者証

最後は「雇用保険受給資格者証」です。

先ほども触れた通り、国民年金の
切り替え手続きには、会社を退職したことを
証明する書類が必要になります。

その書類の一つには「離職票」が挙げられる
訳ですが、この雇用保険受給資格者証は
その代わりになる訳です。

なぜなら、この証書は離職票を
元に作られていますからね。

先に失業給付を申請した方は、これを
退職したことを証明する書類として
使いましょう。

雇用保険受給資格者証はどこでもらえるの?

雇用保険受給資格者証は、文字通り
雇用保険を元に失業給付をもらうための
書類ですから、ハローワークで
貰うことになります。

ただし、先ほどの通りこの書類を
貰うためには離職票が必要ですから、
少なくとも退職前にもらうことは
できません。

ちなみに離職票は、退職して
しばらくしてから送られてくる書類に
なりますから、退職直後は
手元になくて当然です。

ただし、請求しないとくれない会社も
あるので、そうならちゃんと
元の会社に請求しましょう。

再就職する場合の年金切り替えタイミングは?

国民年金に加入していた人が再就職すると、
また年金は厚生年金に切り替わることに
なります。

切り替わるタイミングとしては会社の
手続き次第となりますが、年金保険料には
日割りの概念がなく、一ヶ月単位で
計算されるので少し注意しましょう。

ただ、仮に保険料を払いすぎたとしても、
その分は還付されることになります。

会社の経理に直前の状況を伝え、
処理してもらいましょう。

国民年金の手続きに遅れた場合はどうなるの?

国民年金の手続きは、本来、会社を退職した
翌日から数えて14日以内にすることと
されています。

ただ、少し遅れたくらいなら特に問題なく
対処してもらえますから、安心して
役所に行きましょう。

ただし、遅れたのではなく
ほったらかしにすると危険です。

国民は、いずれかの年金に加入することが
義務付けられていますから、ほったらかすと
督促を受け、最悪は強制執行を受ける
可能性すらあります。

どうぞご注意下さい。

退職で国民年金を免除するデメリットは?

国民年金には、どうしても保険料の納付が
困難な人を対象に「免除・猶予」の
制度があります。

この免除を認めてもらえると、
保険料の支払いナシで支払ったことに
してもらえる訳です。

退職で懐が厳しい人は、
申請するのもアリでしょう。

ただし、免除を受けた期間分だけ、
将来的な年金額は下がることになる
デメリットもあるので、
少し注意が必要です。

なお、デメリットが気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の国民年金!免除されるデメリットを紹介

しっかり考え決めましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の国民年金の手続きについて
いくつかお伝えしました。

手続きに不慣れな人もいますが
大切なのは、しっかり手続きする事です。

将来的な年金額にも影響しますから
忘れず手続きしておきましょう。

なお、期限が気になる方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職の国民年金の切り替え!期限はいつまで?

しっかり期限を守りましょう。

スポンサーリンク
手続き



山本昌義をフォローする
タイトルとURLをコピーしました