スポンサーリンク

退職の確定申告の必要書類!5つの必須アイテム&手順まとめ

会社を退職すると、基本的には確定申告を
することになりますが、中には必要書類が
分からなくて困惑するかたもいます。

確かに、会社員なら今までは年末調整で
税金関係は済んでいたでしょうから、
知らなくても不思議はないのかも
しれませんね。

とはいえ、本当に確定申告をするのなら
抑えておきたいところです。

実際にFPである筆者は、過去に
退職者が確定申告の必要書類が分からず
困っていた方とも会いました。

そこで今回は、退職時の
確定申告の必要書類について
お伝えします。

あなたの退職に、お役立て下さいませ。

スポンサーリンク

退職の確定申告の必要書類!5つの必須アイテム

そもそもですが、確定申告に必要な
書類というのは、各人で違います。

というのも、各人で事情が違うことも
多いので、それに合わせた書類が
必要になる訳です。

はじめての方ならピンとこない話かも
しれませんが、そういうルールなので、
ぜひ覚えておきましょう。

ただ一方で、会社を退職した方の
事情というのは、おおよそ似通っています。

このため、必要書類もだいたい同じです。

だからこそ、基本的には必要そうな書類は
全て手元に揃っているでしょうから、
あとはこれらを元に確定申告に
挑むことになります。

次の章から、そんな必要な可能性が高い
書類についてお伝えします。

1.確定申告書

まずは「確定申告書」です。

これは確定申告をするなら絶対といえます。

ちなみに入手方法は色々とありますが、
最近なら自宅のパソコンで作成して
プリントアウトする方が多いでしょうか。

あるいは直接、用紙を税務署などに
受け取りに行っても問題ありません。

ただ、自宅のパソコンでインターネットを
介して作成すると、「どう書けばいいか」
という解説が沢山付いていることが
多いです。

このため、初心者にはこの方法を
お勧めする一方、パソコンが無いような
初心者なら、税務署に行って職員に
相談しながら作るのもアリでしょう。

2.源泉徴収票

次に「源泉徴収票」です。

これは会社を退職した方なら、ほぼ
確実に持っている書類になります。

次の職場が見つかった人なら
手元にないでしょうが、その場合は
年末調整できますから問題ありません。

逆にこの書類が手元にあるなら、
確定申告が必要と考えましょう。

ちなみに、もし無くしたという場合には、
元いた会社に請求すれば
再発行してもらえる事もあります。

必ずではありませんが、
基本的には大丈夫です。

どうしても会社が再発行してくれない場合は
税務署に相談すれば
何とかなるかもしれませんよ。

3.社会保険料の控除証明書

そして「社会保険料の控除証明書」です。

これは少し注意が必要になりますが、
厳密にいえば国民年金や、
国民健康保険などの保険料に対する
控除証明書になります。

退職時にしっかりと加入手続きを
したのなら証明書が届くでしょうから、
確定申告で使う訳です。

ちなみに、
こういった社会保険料というのは、
その全額が控除対象になります。

つまり全額、収入を得るための
経費扱いにできる訳です。

たくさん支払った分だけ税金も
割安になりますから、
しっかり申告しましょう。

ただし、中には
「小規模企業共済等掛金控除」
に該当するものもあります。

4.生命保険料控除証明書

さらに「生命保険料控除証明書」です。

これは民間の生命保険に入っている方に
限った話になります。

以下の3種類に該当する生命保険に
加入しているなら、その保険料の一部が
控除対象になりますから、しっかり
確定申告で申告しましょう。

  • 一般の生命保険料控除
  • 介護医療保険料控除
  • 個人年金保険料控除

ちなみに種類は別ですが、他にも
「地震保険料控除」なんてものもあります。

もちろんこちらも加入している方に
限った話ですが、控除証明書が届いた方は、
しっかり申告しましょう。

5.医療費の領収書

最後は「医療費の領収書」です。

これは早い話、病院に行った方、または
薬局で薬などを買った方に限る話に
なります。

こういう行動を取った方は、
そこで支払った医療費を
「医療費控除」として申告できる訳です。

手元に領収書があるなら、
しっかり申告しましょう。

なお、現在は経過措置中ですが、
平成31年分の確定申告からは領収書ではなく
「明細書」の添付が必要になります。

明細書自体は税務署のサイトに
テンプレートがあるので、
それで作成しましょう。

退職の確定申告の流れは?

退職時の確定申告の流れは、ざっくりいえば
一年が終わったら確定申告書を作成し、
2月16日~3月15日の間に税務署へ
提出します。

あとは納税をするか税金を返してもらって
手続き完了です。

確定申告書の作成には
時間がかかるかもしれませんが、
提出などはすぐ終わるでしょう。

一度やって流れが分かると、
思いのほか簡単という事も多いので、
ぜひ一度トライしてみましょう。

退職の確定申告には期限がある?

退職時に限りませんが、
確定申告は先ほども触れた通り
2月16日から3月15日が期限です。

このため、3月15日までに提出するのが
期限になります。

なお、税金が戻ってくる確定申告書は、
通常の期限に関係なく、その年の
翌年1月1日から5年間申告可能です。

とはいえ、時間が経つほどに書類を
集めるのが困難になるでしょうから、
なるべく早急に提出しましょう。

なお、もっと期限を知りたい方は
以下の記事も参考にどうぞ。

⇒退職で確定申告を忘れた!期限&期間はいつまで?

忘れず手続きしましょう。

まとめ

気になる方は動画もどうぞ。

今回の記事では、
退職時の確定申告の必要書類を

  • 確定申告書
  • 源泉徴収票
  • 社会保険料の控除証明書
  • 生命保険料控除証明書
  • 医療費の領収書

とお伝えしました。

初めてだと分からない事も多いでしょうが
確定申告は誰もがしている事です。

そこまで難しい訳でもないので
ぜひ一度やってみましょう。

スポンサーリンク
手続き



山本昌義をフォローする
解雇クライシス
タイトルとURLをコピーしました